みなさんは「臭い食べ物」と聞いて何を思い浮かべますか?
身近な「納豆」や、居酒屋で見かける「くさや」など、日本には独特なにおいを持つ伝統的な食べ物がたくさんあります。
今回は、におい濃度測定器(アラバスター単位:Au)の数値をもとに、「日本の臭い食べ物トップ3」を徹底検証!
さらに、世界で最も強烈なにおいを持つとされる食べ物との比較も交えて、解説します!
日本一臭い食べ物TOP3!におい数値を濃度測定器で調査!!
さっそく、科学的な数値で証明された日本の「におう食べ物」トップ3を発表します。
🥇 第1位:くさや(焼きたて)

- においの数値:1,267 Au
- 特徴:銀杏や糞便に似た、鼻を突く強烈なにおい
日本のトップに輝いたのは、伊豆諸島の特産品「くさや」です!
実は焼く前は447 Auほどなのですが、火を通すことでにおい成分が揮発し、なんと約3倍にパワーアップします。「近所でくさやを焼くとすぐにわかる」と言われるほど、破壊力抜群のにおいです。
【材料とプロセス】
くさやの材料は、新鮮なトビウオやムロアジなどの魚と、代々受け継がれてきた「くさや液(魚醤の一種)」、そして塩だけです。
新鮮な魚を、数十年〜数百年もの間、魚の成分が蓄積して発酵し続けている不思議な「くさや液」に10〜20時間ほどじっくり漬け込みます。
その後、液から引き上げて天日干しにすることで完成します。この発酵液に含まれる微生物の働きこそが、あの独特な旨味と強烈なニオイを生み出す秘密です。
🥈 第2位:鮒ずし(ふなずし)

- においの数値:486 Au
- 特徴:強い酸味臭と、魚の生臭さが混ざったにおい
第2位は滋賀県の郷土料理「鮒ずし」。
フナを米と塩で長期間乳酸発酵させた、日本古来の「なれずし」の一種です。チーズのような濃厚な旨味がありますが、酸っぱくて生臭い独特の香りは、初めて食べる人を高確率で驚かせます。
【材料とプロセス】
材料は、琵琶湖固有種の「ニゴロブナ」と、炊いた白米、そして塩という非常にシンプルな組み合わせです。
春に獲れたフナのウロコや内臓を取り除いて塩漬けにし、夏頃に一度取り出して、今度は炊いたご飯と一緒に何層にも重ねて桶に敷き詰めます。
ここに重石をのせて数ヶ月から1年以上、乳酸発酵をさせます。
この過程でご飯がドロドロに溶けて酸味に変わり、フナの骨まで柔らかくなると同時に、あのチーズのような濃厚な酸味臭が完成します。
🥉 第3位:納豆(なっとう)

- においの数値:452 Au
- 特徴:アンモニアや藁(わら)のような発酵臭
日本の朝食の定番「納豆」が、堂々の第3位にランクイン!
毎日食べていると麻痺しがちですが、実は焼く前のくさや(447 Au)を超えるにおいを持っています。海外の方が「足のにおいがする」と敬遠するのも、この数値を見れば納得ですね。
【材料とプロセス】
材料は、私たちがよく知る「大豆」と、自然界や藁(わら)に生息する「納豆菌」のみです。
水を吸わせてふっくらと蒸し上げた大豆に、熱に非常に強い納豆菌を均一に付着させます。それを38℃〜42℃ほどの温かい部屋(室:むろ)に約20時間入れておくことで、納豆菌が一気に増殖して大豆の発酵が進みます。
この発酵のプロセスで大豆のタンパク質がアミノ酸に分解され、あの独特な粘り気とアンモニア臭を伴う発酵臭が生まれます。
ギネス級!?世界一臭い食べ物と比べてみたら…

日本の1位「焼きたてのくさや(1,267 Au)」は相当なレベルですが、上には上がいます。
世界一臭い食べ物として有名な、スウェーデンのニシンの缶詰「シュールストレミング」の数値は、なんと衝撃の 8,070 Au !!
くさやの約7倍という、文字通り桁違いの破壊力です。
とはいえ、我が国の「焼きたてのくさや」も、世界の臭い食べ物総合ランキングで第5位に食い込むほどの実力者。日本代表として(?)世界に誇れるレベルの強烈さなんです。
まとめ:臭いものは、美味い!
日本の臭い食べ物トップ3 をまとめると、圧倒的に「くさや」が1位!!
| 順位 | 食べ物名 | におい数値(Au) | 特徴・においのタイプ | 初心者おすすめの食べ方 |
| 🥇 1位 | くさや(焼きたて) | 1,267 Au | 銀杏や糞便に似た強烈な揮発臭 | 七味マヨネーズ+島焼酎 |
| 🥈 2位 | 鮒ずし(ふなずし) | 486 Au | 強い酸味臭と魚の生臭さ | クリームチーズとクラッカー |
| 🥉 3位 | 納豆(なっとう) | 452 Au | アンモニアや藁のような発酵臭 | 100回以上混ぜてネギを投入 |
「くさや」も「鮒ずし」も「納豆」も、においは強烈ですが、どれもアミノ酸や旨味が凝縮された最高の発酵食品です。
最初はにおいに怯みますが、鼻を抜ける芳醇な発酵臭こそ、旨味が凝縮された証!ひとくち食べるとその深いコクの虜になってしまいます。
みなさんも、日本の伝統が詰まった奥深い味わいを、ぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか?
(※くさやを家で焼くときは、換気扇をフル回転させるのをお忘れなく!)

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